野洲市須原の「魚のゆりかご水田」
1号東井です。
野洲市須原で取り組んでいる「魚のゆりかご
水田」を取材してきました。
(これは、「魚のゆりかご
水田」プロジェクトのチラシ)
昔は、びわ湖と
水田の水位は同じだったので、ニゴロブナなどの琵琶湖の魚は、自由に、
田んぼに入り、産卵し、稚魚が田んぼの中で成育し、琵琶湖に帰って行ってたそうです。
(現在の排水溝と
田んぼ、2mほど水位が違う。)
しかし、現在は、
田んぼと排水路が整備され、びわ湖と田んぼの水位が、変わってしまい、魚が、
田んぼに入って来れなくなりました。
そこで、「魚のゆりかご
水田」プロジェクトでは、
①排水路に、数枚の板で段々になった堰を造る。
(板を用意)
(板を枠にはめる)
(枠にしっかり納める)
(堰完成)
②水が、貯まってくると、板の真ん中にVカットの部分から水が流れ落ちます。
そこを魚が、登ってきます。魚は登れるように、10cmずつ水位が上がるように、工夫されています。
③田植時期には、水が堰にたまり、魚が、産卵のために、登ってくるそうです。
④堰をのぼった魚は、
田んぼに入り、産卵し、稚魚が
田んぼで成長し、琵琶湖に帰っていく。
これが、「魚のゆりかご
水田」です。
今回、お話を聞いた「須原魚のゆりかご
水田協議会」 堀会長さんです。
この模様は、
3月25日(月)昼12時50分からエフエム滋賀でOAします。
ぜひ聞いて下さい。
コメントも、お待ちしています。
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