高校生が手掛けるレストラン
こんにちは、渡辺です
私が担当する取材は今回が最後になりました
県立八日市南高校の取組みについて
ご紹介しましたがいかがでしたか?
八日市南高校は、県内で農業が学べる4つの
高校のうちの1つ。
3学科あり、座学だけでなく実践が学べるのが特徴。
農業技術科・・お米を育てたり乳牛を育てる など
食品流通科・・農産・畜産加工、食品を科学的に分析する など
緑地デザイン科・・地域の環境整備、測量、造園の学習 など
1つの高校で幅広く学べるんですね。
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今日は、食品流通科の中の食品流通班が取り組んでいる
『八南レストラン』について取材してきました
※八南(ようなん)とは八日市南の略
食品流通班には、3年生7名が所属しています。
(2名不在。左は藤沢先生)
では、八南レストランってどんなことをするのでしょうか?
地域との交流や地産地消を考えるきっかけに・・と始められた
この授業。
4年前に地元NPOの呼びかけで始まった取り組みですが、
昨年から高校独自の活動として継続しています。
まずはメニュー考案から。
だいたい6月ごろからスタートするらしいのですが、
地元の食材、自分たちがつくっている農畜産物を
生かしながら美味しいご飯ができないか・・・頭をひねります
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今年のランチメニューは
チキン南蛮
野菜のキッシュ
カブラのスープ
ライス(八日市南高校産)
プチデザート
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メニューが決まると試作&試食なんですが・・・
何回も何回も試食をして、自分たちだけでなく
先生達にも食べてもらって味を決めるんだそうです。
さらに、値段設定
メニューと値段がアンバランスにならないよう気をつけます。
販売や商売についても学べるんですね。
メニューのお品書きを手書きで書いたり、
テーブルコーディネートの準備、当日着る
自分たちの制服準備など当日までまだまだ準備がたくさんあります。
そして、当日は自分たちで配膳、接客をするんですよ。
(昨年の八南レストランの様子)
実際に、メニュー考案、食材探し、試作&試食、接客、販売などの全ての
体験が出来て感想を聞いてみると・・・
「アルバイトでは、調理なら調理、ホールならホールの体験はできる
けど、両方を自分たちの年齢で体験できるのは、貴重な体験」
ほんと、高校生でこんな実践的な経験が出来るなんてうらやましい
卒業後もこの経験を生かして下さいね
担当教諭の藤沢先生は
「生徒には、販売や接客などの職業感とレストランのメニュー考案など企画力を
養って欲しいですね」とおしゃっていました。
魅力たっぷりの八南レストランは2日間の完全予約制です。
行ってみたいという方は、こちらをご確認のうえハガキで申し込んで
下さい
八南レストランの申し込み方法
http://nougyou.shiga-saku.net/e985418.html
番組はいよいよ来週で終了です。
最後もどうぞお楽しみに!ごきげんよぉ~
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