今年も美味しいお米ができましたぁ~

元気な「滋賀の農業」広め隊

2013年09月17日 13:00

こんにちは、渡辺です
今回の台風で県内各地で大きな被害が出ましたね
復旧作業が続いていますが、
早く皆さんが日常に戻れる事を願っています


さて、今日は環境に優しい栽培方法で作られている
近江米についてご紹介しましたがいかがでしたか?


滋賀県は、耕地に占める水田の割合は、90%以上
全国的にも高い割合をしめている、いわゆる”米どころ”なんですね

今日、取材させていただいたのは彦根市石寺町で
米作りをされています(農)フレンドリーファームいしでら。
草津方面から行くと湖周道路を彦根市に入るとすぐ新海浜を過ぎた
ところです。
荒神山と琵琶湖に挟まれたとっても景色のよい場所ですよぉ~



”フレンドリーファームいしでら”は組合80名で構成され、
現在20名が85haの水田でお米や麦、大豆の栽培をされています。

スローガンは
『Eco・Friendly 人に優しく、環境に優しく』

早くから環境に配慮した農業を実践されてきました。
どんなことをされていたのでしょうか?
理事の西川 昭三さんにお話を伺ってきましたよ

魚のゆりかご水田を県下で初めてスタート。
平成19年度に減農薬、化学肥料を減らす栽培で
環境こだわり農産物の認証を取得
また、有機栽培にも着手され、京都伏見の酒粕を使った
有機100%の肥料で酒米を作ったり


最近では、耕畜連携として県内の牛から取れた牛フンを堆肥にして
食の循環による、循環型社会の構築
農業の観点から貢献されています!

これらの取り組みが評価され
平成21年に 農林水産大臣賞を受賞されました

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さて、話はお米に戻りますが
取材の日は久しぶりの晴れ間だったので、
稲刈りに大忙しっ

刈り取られたお米ってどうやって玄米になるか
ご存知ですか
方法は色々ありますが、量が多い場合は
全自動なんですねぇ~

大きな機械がフル稼働していましたよっ


乾燥機で乾燥され


CCDで不良米をチェックします。
この機械がすごいんだ

虫食いや出来損ない等の不良米を瞬時に判別して
弾きます


こんな感じ
乾燥には時間かかりますが、乾燥後は
あっという間、5~10分で玄米になってしまうとかっ
こんなに早くできるんですねぇ。初めて知りました。

こうやって美味しいお米が出来上がります




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西川さんのお米づくりのこだわり
「生産者の顔が見える、自信をもって消費者に届けられる
ものを作る。
そのためにやるべきことをやるべき時期にきちっとやる。
当たり前のことの実践をきちんとやる。」

力強くおっしゃっていました

”フレンドリーファームいしでら”の今後の目標は
野菜やお花の栽培も取り入れた複合経営を目指して
若者、女性も巻きこんで加工品販売を含めた
6次産業化も考えていかれるそうです

もちろん、今まで以上に環境に優しい栽培も続けていかれますよっ


美味しいお米と日本酒は、
湖周道路沿い、直売所 美浜館横、
フレンドリーファームいしでらの事務所で購入できます。


「今年も美味しいお米が出来ましたぁ~」

青い看板が目印です
是非お立ち寄り下さい!

ではまた来週まで
ごきげんよぉ~


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