県内産の小菊をどうぞ!
こんにちは、渡辺です
火曜日のOAは、小菊栽培についてご紹介しましたが
いかがでしたか?
菊と言えば、年中目にするお花ですが、
お盆のこの時期は仏花用として出荷がピークっ!
取材の日も朝から生産者さんが集まり、市場出荷の準備に
大忙し
お花の出来をチェックして、ランク分けします。
それを品種、生産者ごとに分けます。
優とか秀とかが
ランクで、とも子とかひぐらしとかが
品種名
実は、小菊の品種って100種以上もあるんだそうですぅ~
小菊とかの認識しかなかった私はちょっとした驚きでした
私が驚いている間にもJAのご担当者と生産者の連携プレーで
てきぱきと作業が進みます
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実は、滋賀県内各地で小菊の栽培は盛んなんだそうです。
今回はその栽培地の中でも30年前から小菊栽培されている
湖北地域で取材してきました。
お話を伺ったは
JA伊吹生産花き部会 部会長の長谷 善行さん
実はここ近年、市場から小菊のニーズが非常に増え、
特に黄色の小菊の需要がすごく生産量が追いつかないほどだとか
すぐにお供えできるようにお花をセット売りするケースが増え、それに合わせて
小菊のニーズも増えたのでは?と長谷さんはおっしゃっていました
湖北地域では、減反調整による生産調整で、空いている田んぼで
小菊栽培をされています。
年中栽培できるようですが、湖北は雪や霜が降りるおで冬はお休み
そして、ここ近年力を入れて栽培されているのは
45センチと短い背丈の
短茎小菊
従来は、75センチほどの長茎で栽培していたので
3分の2ほどの大きさになったわけですよね。
どうして短い茎へシフトしていったのでしょうか?
ズバリ、
市場のニーズ なんですねぇ
仏花にする場合、10センチ~30センチ程度に切り縮めますよね。
長いと結局茎を切り落とさなければならず、余分な労力がかかる他
廃棄物が増えます。
そのため、栽培段階から茎を短くしてロスを省く工夫をされている
わけですね
短茎小菊になって、もっとメリットがあるんですよ
肥料の量が減って、栽培期間が大幅に短くなり、
更には
病害虫防除の回数が3割程度に減らすことができる
環境にもよく、生産者にもよく、そして社会にも良い
これって滋賀県らしい、
三方よしの栽培方法なんじゃぁないですかっ
湖北地域では、この短茎小菊を
プチマム と商標登録して販売しています
県内で ”湖北の花” とか、 ”プチマム”って書かれたお花を見かけたら
米原、長浜の生産者さんが愛情をたっぷりこめて
作られた色鮮やかな小菊です!
県内スーパーの一部や、湖北地域の直売所で販売しているそうですよ
今がピークで炎天下での収穫作業になると思いますが、
皆さん熱中症に気をつけて作業して下さいね
では、また来週お会いしましょう~
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