今が旬の春菊!

元気な「滋賀の農業」広め隊

2013年11月05日 13:00

こんにちは、渡辺です
朝晩めっきり寒くなりましたねぇ~
だんだん布団の中から出にくくなる季節ですが
そんな時ほど少し体を動かして中から身体を温めると
1日元気に過ごせるんですって

身体を温めるというと・・・
あったかいご飯も恋しくなる季節ですね 
お鍋 も
この時期にはヘビーローテーションで登場する
メニューですね

今日ご紹介するのは、お鍋に欠かせない食材

春菊
   ※関西では菊菜ともいいますね

今日お話を伺ったのは、
近江八幡で春菊を生産されている、
津田干拓春菊生産部会辻 昭代さん


以前、近江八幡市の琵琶湖のほとりには”津田内湖”とよばれる
内湖がありました。
昭和46年ここを干拓事業により埋め立てられ
農耕がスタート。
平成に入り『津田干拓春菊生産部会』を発足。
現在は、6農家が集まり、環境こだわり農産物にの認定を
受けた春菊を栽培されています。

ここで作られている春菊の品種は、
きわめ中葉という品種。

この品種は、側葉がたくさん生えるため、1株で
何度も収穫できる品種なんです。
辻さんのところは、1株で10回ほど収穫するんだそうです

中央の芽をポキッと手で摘むと横からどんどん
生えてきてまた横から摘むんです。

津田干拓の春菊の特徴は、香りがよくて 柔らかいんだそうです。

病気にかかりやすく、虫がつきやすい野菜の1つである春菊。
それでも辻さんたちは皆さんに安全な野菜を届けたいという思いで
除草剤を使わず草刈をしたり、植える前に土壌診断をして不要な
農薬や肥料を使わないように工夫されています。


津田干拓で作られている春菊は市場へ出荷され
各スーパーに置かれますが、来春近江八幡市内にできる
農産物直売所で購入できるようになるんだそうです
これはうれしい話

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ところで、春菊の料理って皆さんどんなものを
知っていますか?

私はお鍋かおひたしが定番
何か変わったものがないかなぁと思って辻さんに聞いて
みたところ、
「私のイチオシは お餅っ」と教えてくれました

ヨモギ餅の要領で、春菊を混ぜるんだそうです。
炊いたもち米5合に対し、180~200gの春菊。
春菊は、ゆでて細かく刻んで、お餅をつきながら混ぜていくんだそうですよ。

で、で、辻さんがあまりに美味しそうな顔するから
私も是非一度やってみたいと思いました
また作ったらアップしますね!

春菊は、βカロチンやビタミンB群.C、鉄分、カルシウム
、カリウム、食物繊維・・・などなど とっても栄養満点な野菜です
もりもり食べて元気に冬を迎えましょうね

さて、番組も残りわずかとなりました。
来週も元気な「滋賀の農業」広め隊をお楽しみに
それでは皆さんごきげんよぉ~


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